ゼミナールの紹介


企業と現代経済

 私たちは「企業」を中心テーマとしてゼミ活動をします。
 企業は現代経済を動かすエンジンであり、私たちの多くが働く場所として一生付き合うもので、非常に身近なものです。しかし、企業に関する私たちの理解は意外に浅く、狭いのが現実でしょう。日本にはどれほどの企業があるでしょうか。企業はどのように組織されるでしょうか。なぜある企業は成長を続け、ある企業は衰退するのでしょうか。そこには何かの変わらない原則があるでしょうか、それとも単ある運でしょうか。特別な戦略、新しい技術革新、もしくはスター経営者など効いたしょうか。
 私たちがどこかで見聞きしたことのある、いわゆる「日本的企業システム」は今後も続くでしょうか。それは私たちにとって望ましいことでしょうか。私たちは、このような企業に関する様々な疑問を持って、一緒に考え、一緒に悩み、一緒に勉強していきます。
 毎週のゼミナールの中身は大きく二つに分かれており、(1)前半はニュースの発表、(2)後半は輪読(前期)、研究発表(後期)をします。(1)前半のニュース発表は個人の発表で前期と後期一人1回ずつ行います。関心を持っているニュースや話題を新聞や主なメディアから収集し、まとめて発表します。テーマは企業もしくは経済先般と幅広いです。(2)後半は前期と後期で異なります。前期では輪読を中心とします。書籍の選択は、教員が企業および経済に関するいくつかの候補を挙げ、皆で議論をして決めます。その後、夏休みの合宿を挟んで後期ではチームごとに選んだ研究課題を持って研究発表をしていきます。年末に行われる二回のインゼミでチームごとの研究成果を発表し、研究論文としてまとめます。輪読と研究発表はチームごとに行われます。一つのチームは2年生から4年生までの各学年2~3人で構成されて、学年をまたがった構成になります。
 これらを通して、知識に加え、自分で調べる力、まとめて伝える力、人の話を聞いて理解する力、さらに人とのディスカッションによって新たな答えを導き出す力(いわゆるコミュニケーション能力)を伸ばすことを目指します。また、これらすべてに関わることですが、人格と人柄を重視し、ともに成長することを最も重要な目標の一つとしています。

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